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シャンパンの醸造工程はとて、手作業が多く、シャンパンが高価になるのもしかたないと思うほどです。他のスパークリングワインとは、作り方が大きく異なっています。

シャンパンの作り方

1.ぶどうの収穫(Vendangeヴァンダンジュ) シャンパンを作るためのぶどうの収穫は、手摘み。機会でのぶどうの収穫は禁止されています。

2.ぶどうの圧搾(Pressurageプレッシュラージュ)
収穫したぶどうは、傷まないようにすぐに圧搾機に運ばれます。シャンパーニュ地方独特の広く浅いぶどう圧搾機で、黒ぶどうの皮の色がつかないように、丁寧にぶどうジュースを搾ります。

3.ぶどうの第一次醗酵
シャンパンに使うためには、ぶどうが取れた畑別、ぶどう品種別にわけて、それぞれ樽やタンクで醗酵させます。

4.ワインの調合(Aaaemblageアッサンブラージュ)
 ぶどうを収穫した翌年2月頃に、リゼルブ・ワイン(前年・前々年に収穫したワイン)と一次醗酵後のワインの調合が行われる。
第一次醗酵してできたワインの原酒を30~50種類をブレンドして、各シャンパンメーカーのブランドイメージの味わいに沿って調合します。

5.ワインの瓶詰め(Tirageティラージュ)
リキュール・ド・ティラージュ(ワインに酵母と蔗糖を加えて調合したもの)をワインに加えて、ワインボトルに入れ、カーヴに寝かせます。

6.瓶内二次醗酵
ワインボトルの中で、酵母が糖を分解して、アルコールとシャンパンの泡となる二酸化炭素(炭酸ガス)をつくります。ここで、ワインからシャンパンになります。

7.ぶどうの滓とシャンパンを熟成させる
ぶどうの滓とともにシャンパンを寝かせることにより、酵母が分解作用でとりこんだうまみがシャンパンに戻されます。シャンパンの熟成期間もフランスの法律で決められています。
フランス シャンパーニュ地方の地下ワインセラーは、石灰岩の土壌を生かし、地下深くに全長250キロ以上もあるといわれています。

8.倒立 (Mise sur pointeミズ・シュル・ポワント)
 シャンパンをピュピトルという滓下げ台に、シャンパンの瓶口が下になるように並べる。

9.動瓶(Remuage ルミュアージュ)
シャンパンボトルを、5~6週間かけてゆっくり、瓶の側面にたまっている滓を瓶口に集めていく。

10.滓抜き(Degorgement デゴルジュマン)
シャンパンの瓶口をマイナス20度の塩化カルシウム水溶液につけて、貯まった滓を凍らせる。
シャンパンの栓を外すと、勢いよく凍った滓が飛び出します。

11.門出のリキュールを加える(Dosage ドザージュ)
シャンパンの原酒になったワインに糖分を加えたもの(門出のリキュールという)を、シャンパンに加えて、味の調整をします。

12.打栓(Bouchage ブジャージュ)
シャンパンボトルにコルクを打って、針金で固定します。

13.ラベル貼り(Habillage アビアージュ)
シャンパンにラベルを貼ります。
シャンパンのラベルには、必ずシャンパーニュ委員会が交付した業者登録番号が記されています。


シャンパンは、このような長い製造工程を経て、シャンパンメゾンから出荷されます。
シャンパンの作り方は、普通のワイン(スティルワイン)と比べて、非常に手間がかかっているため、高価なアルコールとなっているのです。

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